【水中MSの決定版】HGUC 1/144 ズゴック レビュー!旧キットとの比較で進化を実感
「機動戦士ガンダム」に登場する水陸両用モビルスーツ、ズゴック。独特なフォルムと愛嬌のある顔つきで、多くのファンを魅了してきました。今回は、HGUC(ハイグレードユニバーサルセンチュリー)シリーズで発売されている「HGUC 1/144 MSM-07 ズゴック」を徹底レビュー!
この記事では、組み立てやすさ、プロポーション、可動範囲、そして旧キットとの比較を通して、HGUC ズゴックの魅力を余すところなくお伝えします。
HGUC 1/144 ズゴックとは?
HGUC(ハイグレードユニバーサルセンチュリー)とは、バンダイスピリッツが展開するガンプラシリーズの一つで、1/144スケールで統一されたコレクション性の高いラインナップが特徴です。ズゴックは、その中でも初期に発売されたキットであり、現在でも多くのファンに愛されています。
組み立てやすさ:初心者でも安心
HGUC ズゴックは、パーツ数が比較的少なく、説明書も丁寧なので、プラモデル初心者でも安心して組み立てることができます。ニッパーとデザインナイフ(またはカッター)があれば、すぐに製作に取り掛かれます。
パーツ同士のはめ合わせも良好で、ストレスなく組み立てを進めることができます。接着剤も不要なので、手軽に楽しめます。
プロポーション:マッシブで力強いフォルム
HGUC ズゴックは、アニメの設定画を忠実に再現したプロポーションが魅力です。マッシブで力強いフォルムは、水中戦を得意とするズゴックの特徴をよく捉えています。特に、肩や腕の形状、そしてアイアンネイルの再現度は高く、見ごたえがあります。
可動範囲:ポージングも自由自在
HGUC ズゴックは、旧キットに比べて可動範囲が大幅に向上しています。腕や脚はもちろん、首や腰もよく動くので、様々なポージングを楽しむことができます。特に、アイアンネイルを構えたポーズや、水中を滑走するイメージのポーズは、ズゴックの魅力を最大限に引き出してくれます。
旧キットとの比較:進化の歴史を実感
ズゴックは、HGUC以前にも1/144スケールのプラモデルが発売されていました。旧キットと比較すると、HGUC版はプロポーション、可動範囲、そして色分けの細かさなど、あらゆる面で進化していることがわかります。
特に、旧キットでは省略されていたディテールが、HGUC版では細かく再現されている点に注目です。また、色分けもパーツ分割によって再現されており、塗装をしなくても十分な完成度が得られます。
比較項目 | 旧キット | HGUC |
---|---|---|
プロポーション | やや細身 | マッシブ |
可動範囲 | 狭い | 広い |
色分け | 単色成形 | 多色成形 |
ディテール | 大まか | 細かい |
組み立てやすさ | やや難しい | 簡単 |
他のガンプラとの比較
同時期に発売された他のHGUCキットと比較すると、ズゴックは関節構造がシンプルで、可動範囲もそれほど広くはありません。しかし、ズゴック独特のフォルムを再現するためには、この構造が最適だったと言えるでしょう。
例えば、同じ水陸両用MSであるアッガイと比較すると、アッガイの方が可動範囲は広いですが、ズゴックの方がプロポーションのバランスが良いと感じる人もいるでしょう。
塗装について
HGUC ズゴックは、素組みでも十分な完成度ですが、塗装することでさらにリアルな仕上がりにすることができます。特に、モノアイやアイアンネイルを塗装すると、見栄えが大きく向上します。
また、ウェザリングを施すことで、水中での使用感を表現することも可能です。錆や汚れなどを表現することで、ズゴックの重厚感をさらに高めることができます。
まとめ:ズゴック好きならマストバイ!
HGUC 1/144 ズゴックは、プロポーション、可動範囲、そして組み立てやすさのバランスが取れた、非常に優れたキットです。旧キットからの進化も著しく、ズゴック好きなら間違いなくマストバイと言えるでしょう。
プラモデル初心者からベテランモデラーまで、幅広い層におすすめできるキットです。ぜひ、HGUC ズゴックを手に入れて、ズゴックの魅力を存分に味わってください。