HGAC 1/144 ウイングガンダムゼロ レビュー:素組みでどこまでカッコよくなる?
今回は、HGAC(ハイグレード・オールガンダム)シリーズの「ウイングガンダムゼロ」のプラモデルをレビューします。新機動戦記ガンダムWに登場する主役機であり、その美しいデザインと圧倒的な性能で多くのファンを魅了してきた機体です。旧キットからの進化、組み立てやすさ、プロポーションなど、徹底的にレビューしていきます。
HGAC ウイングガンダムゼロは、旧キットと比較してプロポーションが大幅に向上し、より劇中のイメージに近くなりました。色分けも細かく、素組みでも十分な完成度を誇ります。可動範囲も広く、様々なポージングを楽しめます。
組み立てやすさ:初心者でも安心の設計
HGACシリーズは、比較的組み立てやすいのが特徴です。パーツ数も多すぎず、説明書も丁寧なので、プラモデル初心者の方でも安心して組み立てることができます。ニッパーとデザインナイフがあれば、より綺麗に仕上がります。
- パーツ数:約150個
- 組み立て時間:約2時間
- 難易度:初心者向け
プロポーション:圧倒的な存在感
HGAC ウイングガンダムゼロの最大の特徴は、そのプロポーションの良さです。旧キットでは少しずんぐりむっくりした印象がありましたが、HGAC版ではスタイリッシュになり、より洗練されたデザインになりました。特に、肩や脚部のラインが美しく、見ているだけで惚れ惚れします。
可動範囲:様々なポージングが可能
可動範囲も広く、様々なポージングを楽しめます。肩や股関節、膝関節などが良く動くので、劇中の印象的なシーンを再現することも可能です。ただ、翼が少し重いので、バランスを取るのが難しい場合があります。
他のガンプラとの比較:RGウイングガンダムゼロとの違いは?
同じウイングガンダムゼロのプラモデルとして、RG(リアルグレード)版も存在します。RG版は、より精密なディテールと広い可動範囲が特徴ですが、パーツ数が多く、組み立て難易度も高めです。HGAC版は、RG版に比べてパーツ数が少なく、組み立てやすいのがメリットです。また、価格もHGAC版の方が安価なので、手軽にウイングガンダムゼロを楽しみたい方にはおすすめです。
具体的には、RG版は翼の展開ギミックや内部フレームの再現など、よりリアルな表現がされています。一方、HGAC版は、比較的シンプルな構造で、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
塗装について:部分塗装でさらにクオリティアップ
HGAC ウイングガンダムゼロは、素組みでも十分な完成度ですが、部分塗装をすることでさらにクオリティアップできます。特に、スミ入れをすることで、モールドが強調され、より立体感が増します。また、バーニアやセンサーなどを塗装することで、さらにリアルな仕上がりになります。
まとめ:買って損なし!おすすめのガンプラ
HGAC ウイングガンダムゼロは、プロポーション、可動範囲、組み立てやすさのバランスが取れた、非常におすすめのガンプラです。旧キットからの進化も著しく、素組みでも十分な完成度を誇ります。ウイングガンダムゼロが好きな方はもちろん、ガンプラ初心者の方にもおすすめです。
ぜひ、あなたもHGAC ウイングガンダムゼロを組み立てて、その魅力を体感してみてください。