HGCE フリーダムガンダム レビュー:1/144スケールで蘇るSEEDの象徴!旧キットとの比較で進化を実感
機動戦士ガンダムSEEDを代表するMS、フリーダムガンダムがHGCE(ハイグレード・コンシューマーエディション)としてリバイブ!約12年の時を経て、最新の技術で生まれ変わった本キットを徹底レビューします。
開封とランナーチェック
まず箱を開けて驚くのは、パーツ数の多さ。HGながらも、MG(マスターグレード)に匹敵するほどの情報量です。色分けも細かく、素組みでも十分な完成度を誇ります。
組み立て
HGCEシリーズの特徴である組み立てやすさは健在。説明書も丁寧で、初心者でも安心して組むことができます。ただし、パーツが細かい部分もあるので、ニッパーやデザインナイフなどの工具は必須です。
組み立て時間は約2時間でした。
プロポーションと可動
リバイブ版というだけあって、プロポーションは完璧。スタイリッシュなフリーダムガンダムのイメージを損なうことなく、現代的なアレンジが加えられています。
可動範囲も広く、肘や膝は二重関節により深く曲がり、劇中のポーズを再現可能です。特に、背部のウイングは大きく展開し、フルバーストモードもバッチリ決まります。
付属品
ビームライフル、シールドはもちろん、ビームサーベルも2本付属。豊富な手首パーツも付属しており、様々なポージングに対応できます。
旧キット(HG)との比較
以前発売されていたHG版フリーダムガンダムと比較してみました。
項目 | HGCE版 | 旧HG版 |
---|---|---|
プロポーション | 最新の技術で洗練されたスタイル | 全体的にのっぺりとした印象 |
可動域 | 肘、膝の二重関節化により大幅に向上 | 可動範囲は狭く、ポージングは限定的 |
色分け | 細部までパーツ分割による色分けを実現 | シールによる色分けが多く、見栄えが劣る |
付属品 | 手首パーツが豊富でプレイバリューが高い | 付属品は必要最低限 |
その他 | 背部のウイング展開ギミックなど、ギミックが豊富 | 特筆すべきギミックはなし |
旧HG版と比較すると、HGCE版の進化は明らかです。プロポーション、可動域、色分け、付属品など、あらゆる面で旧版を凌駕しています。
競合製品との比較
同じ1/144スケールのフリーダムガンダムとして、RG(リアルグレード)版も存在します。RG版は、より精密なディテールと可動範囲を誇りますが、パーツ数が多く、組み立て難易度が高いというデメリットがあります。HGCE版は、RG版に比べるとディテールは劣りますが、組み立てやすく、価格も手頃なので、初心者にもおすすめです。
また、MG(マスターグレード)版も存在しますが、こちらは1/100スケールとサイズが大きく、価格も高くなります。HGCE版は、手軽にフリーダムガンダムを楽しみたいという方におすすめです。
まとめ
HGCEフリーダムガンダムは、最新の技術で蘇った、まさに決定版と言えるキットです。プロポーション、可動域、色分け、付属品、全てにおいて高い完成度を誇ります。旧キットからの進化は目覚ましく、フリーダムガンダムファンならずとも、全てのガンプラファンにおすすめできる逸品です。