HG RX-78-02 ガンダム THE ORIGIN レビュー:オリジン版ファーストガンダムは伊達じゃない!
HG RX-78-02 ガンダム THE ORIGIN(以下、オリジン版ガンダム)は、機動戦士ガンダム THE ORIGINに登場するRX-78-02 ガンダムを立体化したプラモデルです。パーツ選択式で前期型と中期型を再現できるのが特徴。今回はこのオリジン版ガンダムを実際に組み立てて、その魅力を徹底レビューします。
オジン版ガンダムの特徴
オリジン版ガンダムの最大の特徴は、前期型と中期型の両方を再現できることです。
- 前期型: 左右非対称のデザインで、左前腕部にガトリングガンを装備。
- 中期型: 左右対称のデザインで、より洗練された印象。
どちらの形態にするか選ぶのは、組み立てる前からワクワクしますね。また、HGシリーズでありながら、パーツ分割による色分けが非常に優秀で、素組みでも十分な完成度です。
組み立て体験
組み立ては説明書通りに進めれば、特に難しい箇所はありません。ニッパーとデザインナイフがあれば、より綺麗に仕上がるでしょう。パーツ数もHGとしては標準的なので、プラモデル初心者にもおすすめできます。
組み立て時間は、大体2時間半程度でした。じっくりと時間をかけて、丁寧に組み立てるのがおすすめです。
完成後の感想
完成したオリジン版ガンダムは、プロポーションが非常に良く、スタイリッシュな印象です。各部のディテールも細かく、情報量が多いので、見ているだけでも楽しめます。
可動範囲も広く、様々なポージングが可能。特に、膝や肘の関節は深く曲がるので、劇中のアクションシーンを再現できます。
前期型と中期型で印象がガラッと変わるので、両方組み立てて並べて飾るのもおすすめです。ガトリングガンを装備した前期型は、より攻撃的な印象を受けますね。
競合製品との比較
同じRX-78-02 ガンダムのプラモデルとしては、MG(マスターグレード)やRG(リアルグレード)などがあります。MGはより精密なディテールと内部構造が再現されている一方、価格が高く、組み立て難易度も高いです。RGはMGほどではないものの、HGに比べるとパーツ数が多く、組み立てに時間がかかります。
オリジン版ガンダムは、HGならではの手軽さと、MGやRGに迫るクオリティを両立しているのが魅力です。特に、価格を抑えつつ、RX-78-02 ガンダムの決定版が欲しいという方におすすめできます。
例えば、バンダイの「MG RX-78-2 ガンダムVer.3.0」と比較すると、価格は約半分程度で購入できます。その分、内部構造などは省略されていますが、外観の再現度は非常に高いです。
メリット・デメリット
メリット
- 前期型と中期型を再現可能
- HGならではの手軽さ
- 優れたプロポーションとディテール
- 広い可動範囲
- 比較的安価
デメリット
- MGやRGに比べるとディテールが劣る
- 内部構造は再現されていない
まとめ
HG RX-78-02 ガンダム THE ORIGINは、オリジン版ガンダムの魅力を手軽に楽しめる、非常におすすめのプラモデルです。前期型と中期型を再現できるプレイバリューの高さに加え、優れたプロポーションとディテール、広い可動範囲など、魅力的な要素が満載です。
ガンプラ初心者からベテランまで、幅広い層におすすめできる一品です。