旅先でも爪弾きたい!ヤマハAPXT2トラベラーギターレビュー
ギターを弾くすべての人へ。旅先やちょっとしたスペースでも、本格的なサウンドを楽しみたいと思ったことはありませんか?ヤマハAPXT2は、そんな願いを叶えてくれるトラベラーエレクトリックアコースティックギターです。
小型ながら本格的なサウンド、持ち運びやすいサイズ感、そしてヤマハ独自のピックアップシステム「A.R.T.」を搭載。今回は、実際にAPXT2を旅に持ち出し、演奏してみた感想をレビューします。
APXT2を選んだ理由
私がAPXT2を選んだ理由は、以下の3点です。
- コンパクトで持ち運びやすいこと: 飛行機の手荷物としても預けられるサイズなので、旅先でも気軽に演奏できます。
- エレアコ仕様であること: アンプに繋げば、ライブや宅録にも対応できます。
- ヤマハの安心感: 楽器メーカーとしての信頼性があり、品質に期待できると考えました。
外観と仕様
APXT2は、「APXシリーズ」を一回り小さくした可愛らしいデザイン。トップ材はスプルース、バック・サイド材はメランティを採用。ネックはナトー、指板はローズウッドです。
項目 | 仕様 |
---|---|
トップ材 | スプルース |
バック・サイド材 | メランティ |
ネック材 | ナトー |
指板材 | ローズウッド |
弦長 | 580mm |
ピックアップ | A.R.T.(System68) |
コントロール | ボリューム、トーン |
その他 | ソフトケース付属 |
演奏してみた感想
実際にAPXT2を手に取って演奏してみると、まず驚くのがそのサウンド。コンパクトなボディからは想像できないほど、豊かな鳴りがします。特に、中音域の響きが心地よく、フィンガーピッキングにも最適です。
ネックも細めで握りやすく、弦高も低めに設定されているため、非常に弾きやすいです。手の小さい方や、女性にもおすすめできます。
ただし、ボディが小さいため、低音域はやや物足りないかもしれません。これは、フルサイズのギターと比べると仕方のないことでしょう。
エレアコとしての実力
APXT2は、ヤマハ独自のピックアップシステム「A.R.T.」を搭載しています。アンプに繋いで音を出してみると、非常にクリアで自然なサウンド。エレアコ特有のノイズも少なく、高品質なサウンドを楽しむことができます。
ボリュームとトーンのコントロールも搭載されているため、音作りも簡単です。ライブや宅録など、様々なシーンで活躍してくれるでしょう。
他のトラベラーギターとの比較
トラベラーギターとして有名なものに、Martin BackpackerやLAVA ME 3 Carbonなどがあります。Martin Backpackerは非常にコンパクトですが、生音はAPXT2の方が豊かです。LAVA ME 3 Carbonはエフェクト内蔵で多機能ですが、価格が高めです。
APXT2は、価格と性能のバランスが取れた、おすすめのトラベラーギターと言えるでしょう。
メリット・デメリット
メリット
デメリット
- 低音域がやや物足りない
- 生音はフルサイズギターに劣る
まとめ
ヤマハAPXT2は、旅先やちょっとしたスペースでも、本格的なサウンドを楽しみたいギタリストにおすすめのトラベラーギターです。コンパクトで持ち運びやすく、エレアコ仕様で様々なシーンに対応できます。ぜひ、APXT2を手に取って、ギターのある生活を始めてみませんか?