HGUC Hi-νガンダム レビュー:素組みでも圧倒的!プロモデラーが語る魅力と製作のコツ

HGUC Hi-νガンダム レビュー:素組みでも圧倒的!プロモデラーが語る魅力と製作のコツ

HGUC Hi-νガンダムは、その洗練されたプロポーションと豊富な武装で、多くのガンプラファンを魅了し続けている傑作キットです。今回は、プロモデラーの視点から、HGUC Hi-νガンダムの魅力を徹底レビューします。素組みでの完成度、プロポーション、可動範囲、そして製作のポイントまで、詳しく解説していきます。

1. Hi-νガンダムとは?

Hi-νガンダムは、小説版『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場するモビルスーツです。アムロ・レイが自ら設計した機体であり、νガンダムをベースに、さらなる性能向上が図られています。最大の特徴は、背面に装備されたフィン・ファンネル。これによって、高い機動性と攻撃力を両立しています。HGUC版では、その特徴的なデザインを忠実に再現しつつ、最新の技術で可動範囲も向上しています。

2. HGUC Hi-νガンダムの魅力

2.1 洗練されたプロポーション

HGUC Hi-νガンダムの最大の魅力は、その洗練されたプロポーションです。アニメのデザインを忠実に再現しつつ、現代的なアレンジが加えられています。特に、肩や脚部のラインが美しく、素立ちでも見栄えがします。

2.2 豊富な武装

ビーム・ライフル、ニュー・ハイパー・バズーカ、シールド、そしてフィン・ファンネルと、豊富な武装が付属しています。フィン・ファンネルは、展開状態と収納状態を差し替えで再現可能。様々なポージングを楽しめます。

2.3 良好な可動範囲

HGUCということもあり、最新のキットと比較すると可動範囲はやや狭いものの、十分にアクションポーズを取らせることができます。特に、肩関節の引き出し機構や、股関節の可動範囲が広く、ダイナミックなポージングが可能です。

3. 製作のポイント

3.1 パーツのゲート処理

HGUC Hi-νガンダムは、パーツ数が多いため、ゲート処理を丁寧に行うことが重要です。ニッパーでランナーから切り離した後、デザインナイフやヤスリで丁寧にゲート跡を処理しましょう。特に、白いパーツはゲート跡が目立ちやすいため、注意が必要です。

3.2 スミ入れ

スミ入れを行うことで、Hi-νガンダムのディテールがより際立ちます。エナメル塗料やガンダムマーカーを使用し、凹モールドにスミを入れていきましょう。はみ出した部分は、綿棒やティッシュで拭き取ります。

3.3 デカール貼り

付属のデカールを貼ることで、Hi-νガンダムのリアリティが向上します。水転写式デカールなので、水に浸けてから台紙から剥がし、貼り付けます。マークセッターやマークソフターを使用すると、より綺麗に貼り付けることができます。

4. 競合製品との比較

Hi-νガンダムガンプラは、HGUC以外にも、MG、RG、METAL BUILDなど、様々なグレードで発売されています。それぞれのグレードで、プロポーションや可動範囲、価格などが異なります。例えば、MG版は、HGUC版よりもプロポーションがよりシャープで、可動範囲も広くなっています。しかし、価格も高くなっています。RG版は、HGUC版よりもさらに細かいディテールが再現されており、可動範囲も広くなっています。しかし、パーツ数が多いため、製作難易度が高くなっています。METAL BUILD版は、ダイキャストパーツを使用しており、高級感があります。しかし、価格が非常に高くなっています。

5. まとめ

HGUC Hi-νガンダムは、その洗練されたプロポーションと豊富な武装で、多くのガンプラファンを魅了し続けている傑作キットです。素組みでも十分に楽しめますが、丁寧に製作することで、さらに完成度を高めることができます。Hi-νガンダムが好きなら、ぜひ一度手に取ってみてください。