ヤマハCG122MSレビュー:初心者卒業!単板ギターで音の違いを体感せよ

ヤマハCG122MSレビュー:初心者卒業!単板ギターで音の違いを体感せよ

ヤマハクラシックギター、CG122MS。初心者向けモデルとして定番ですが、「そろそろステップアップしたい…」と思っているあなたにこそ試してほしい一本です。表板にスプルース単板を使用しており、合板ギターとは一線を画す豊かな響きが楽しめます。今回は、実際にCG122MSを弾いてみた感想を交えながら、その魅力に迫ります。

CG122MSを選んだ理由:合板ギターからのステップアップ

これまで、5000円くらいの安価な合板ギターを使っていました。しかし、練習を重ねるうちに「もっと良い音で弾きたい!」という欲求が強くなり、CG122MSの購入を決意。決め手は、以下の3点でした。

  • スプルース単板の響き: 合板ギターとは明らかに違う、深みのある音色に惹かれました。
  • ヤマハの安心感: 楽器メーカーとしての信頼性は抜群。品質の安定性に期待しました。
  • 価格帯: 3万円以下で単板ギターが手に入るのは魅力的でした。

CG122MSの魅力:実際に弾いて感じたこと

実際にCG122MSを弾いてみて、まず驚いたのは音の響きです。合板ギターでは感じられなかった、豊かな倍音と深みのある低音が心地よく響きます。音量も大きく、เล็กๆの音も拾ってくれるので、表現の幅が広がりました。

良かった点

  • 音の響き: スプルース単板ならではの、深みのある音色が素晴らしい。
  • 弾きやすさ: ネックの握りやすく、弦高も適切で、初心者でも弾きやすい。
  • デザイン: シンプルで落ち着いたデザインが気に入っています。
  • コストパフォーマンス: 単板ギターとしては破格の値段で、非常にお得感があります。

気になった点

  • 塗装: ツヤ消し塗装なので、好みが分かれるかもしれません。私は気に入っています。
  • 個体差: 楽器なので、個体差があるかもしれません。購入前に試奏することをおすすめします。

競合製品との比較:アリアA-50との違い

同じ価格帯のクラシックギターとして、アリア A-50も人気があります。A-50もスプルース単板を使用していますが、CG122MSと比較すると、音の傾向が異なります。

項目 ヤマハ CG122MS アリア A-50
表板 スプルース単板 スプルース単板
側・裏板 ナトーまたはサペリ ローズウッド
音の傾向 温かく、深みのある音 明るく、クリアな音
おすすめ 音の深みを求める人 音抜けの良さを求める人

CG122MSは、A-50よりも温かく、深みのある音色が特徴です。クラシック音楽やボサノバなど、落ち着いた雰囲気の音楽を演奏するのに向いています。一方、A-50は、CG122MSよりも明るく、クリアな音色が特徴です。ポップスやフォークなど、軽快な音楽を演奏するのに向いています。どちらを選ぶかは、好みの問題と言えるでしょう。

CG122MSで変わったこと:練習がさらに楽しくなった!

CG122MSを購入してから、ギターを弾くのがさらに楽しくなりました。良い音で弾けるようになったことで、モチベーションが上がり、練習時間も自然と増えました。また、音色の変化にも敏感になり、より深く音楽を理解できるようになったと感じています。

まとめ:初心者卒業の第一歩に

ヤマハ CG122MSは、初心者から中級者まで、幅広い層におすすめできるクラシックギターです。スプルース単板ならではの豊かな響きと、ヤマハならではの安定した品質で、あなたのギターライフをより豊かなものにしてくれるでしょう。「そろそろステップアップしたい…」と思っている方は、ぜひ一度試してみてください。