【ディアターンプラスABレビュー】アップリカの回転式チャイルドシートは本当に「買い」か?

アップリカ ディアターンプラスAB:回転式チャイルドシートの決定版?

「Aprica(アップリカ) チャイルドシート シートベルト固定 ディアターン プラス AB」は、新生児から4歳頃まで使える回転式のチャイルドシートです。今回は、実際に使用してみた感想を交えながら、この製品の魅力と注意点について徹底レビューします。

ディアターンプラスABの概要

ディアターンプラスABの最大の特徴は、新生児から使える「平らなベッド」モードです。首の座らない赤ちゃんを無理な姿勢で座らせる心配がなく、安心して寝かせられます。また、成長に合わせて、後ろ向き・前向きのイス型にモードチェンジできるので、長く使えるのが魅力です。

実際に使ってみた感想

取り付けは簡単?

取り付けは3点式シートベルトのみで、ISOFIXには対応していません。最初は少し不安でしたが、説明書をよく読めば女性でも簡単に取り付けられました。ただし、シートベルトの締め付け具合によっては、多少ぐらつきが気になるかもしれません。

回転のスムーズさは?

片手で簡単に回転できるのは本当に便利です。狭い駐車場でも、ドアを開けて赤ちゃんを抱っこしたままスムーズに向きを変えられます。特に、腰痛持ちの私には、無理な体勢にならずに済むのがありがたいです。

ベッドモードの快適性は?

新生児の頃は、ベッドモードで安心して寝かせられました。頭と腰を優しく包み込むようなクッションで、赤ちゃんもリラックスしていたようです。ただ、ベッドモードで使用できる期間は限られているので、注意が必要です。

成長に合わせてモードチェンジ

首が座ってからは、後ろ向きイス型、そして前向きイス型へと成長に合わせてモードチェンジしました。肩ベルトの高さ調節も簡単で、子供の成長に合わせて細かく調整できます。

ディアターンプラスABのメリット・デメリット

メリット

  • 新生児から4歳頃まで長く使える
  • 片手で回転できるので乗せ降ろしが楽
  • ベッドモードで新生児も安心
  • 成長に合わせてモードチェンジできる
  • クッション性が高く、座り心地が良い

デメリット

  • ISOFIX非対応
  • 本体が大きく、車内スペースを取る
  • 価格がやや高め
  • ベッドモードの使用期間が短い

競合製品との比較

同じく回転式のチャイルドシートとして、コンビの「クルムーヴ スマート」が挙げられます。クルムーヴ スマートは、ISOFIXに対応しているのがメリットですが、価格はディアターンプラスABよりも高めです。また、エールベベの「クルット6i グランス」は、サンシェードが標準装備されているのが魅力ですが、こちらも価格は高めです。

比較項目 ディアターンプラスAB コンビ クルムーヴ スマート エールベベ クルット6i グランス
ISOFIX対応 ×
回転のしやすさ
ベッドモード × ×
サンシェード × ×
価格 2万円台 3万円台~ 4万円台~

こんな人におすすめ

  • 新生児から使えるチャイルドシートを探している人
  • 回転式のチャイルドシートで乗せ降ろしを楽にしたい人
  • ISOFIXにこだわらない人
  • 多少大きくても、車内スペースに余裕がある人

まとめ

アップリカ ディアターンプラスABは、新生児から4歳頃まで長く使える回転式のチャイルドシートです。ベッドモードで新生児も安心して寝かせられ、成長に合わせてモードチェンジできるのが魅力です。ISOFIX非対応である点や、本体が大きい点には注意が必要ですが、回転式の便利さを考えると、非常におすすめできる製品です。