TOMIX 485系「雷鳥」ファーストカーミュージアム レビュー:あの頃の憧憬が蘇る!
国鉄時代を彩った特急形電車、485系。その中でも特に人気が高かった「雷鳥」が、TOMIXのファーストカーミュージアムシリーズに登場しました。手軽に始められる鉄道模型として、往年のファンはもちろん、これから鉄道模型を始めたいという方にもおすすめです。
ファーストカーミュージアムとは?
ファーストカーミュージアムは、手軽に鉄道模型の雰囲気を楽しめるように設計されたシリーズです。特徴は以下の通り。
- 手頃な価格: コレクションしやすい価格設定
- 精密な再現: Nゲージならではの精密なディテール
- 手軽な展示: 専用レールが付属し、すぐに飾れる
485系「雷鳥」の魅力
485系は、直流・交流50Hz/60Hzの3つの電源に対応した特急形電車です。全国各地で活躍しましたが、特に「雷鳥」は、北陸本線を代表する特急列車として親しまれました。特徴的なボンネット型先頭車は、多くの鉄道ファンを魅了しました。
製品レビュー:細部までこだわった再現度
実際に手に取ってみると、その再現度の高さに驚かされます。特徴的なボンネット型はもちろん、車体全体の色合いや細部のディテールも丁寧に再現されています。特に、以下の点に注目しました。
- 美しい塗装: 国鉄特急色(クリーム色4号と赤2号)の鮮やかな色合い
- リアルなディテール: 車体側面のJNRマークや号車番号などの印刷
- 点灯ギミック: ヘッドライト、テールライト、トレインマークが点灯(ON/OFFスイッチ付き)
トレインマークは「雷鳥」が装着済み。カラープリズム採用で白色に近い色で点灯します。
競合製品との比較:KATOとの違いは?
同じ485系「雷鳥」のNゲージとしては、KATOからも製品が発売されています。KATO製品と比較した場合、TOMIXのファーストカーミュージアムは、以下の点が異なります。
- 価格: KATO製品よりも手頃な価格設定
- 手軽さ: すぐに飾れるように専用レールが付属
- コレクション性: 他のファーストカーミュージアムシリーズと並べて楽しめる
より本格的な走行を楽しみたい場合はKATO、手軽にディスプレイを楽しみたい場合はTOMIXがおすすめです。
実体験:昭和の記憶が蘇る
私は幼い頃、祖父母の家へ行く際に「雷鳥」によく乗っていました。車窓から眺める景色や、車内アナウンスの音、そして何よりもあの独特の匂いが、今でも鮮明に記憶に残っています。このTOMIXの485系「雷鳥」を手にしたとき、当時の記憶が一気に蘇ってきました。鉄道模型としての完成度もさることながら、思い出を呼び起こしてくれるノスタルジックな魅力も持ち合わせていると感じました。
メリット・デメリット
メリット
- 手軽に始められる価格設定
- 精密なディテールと美しい塗装
- ヘッドライト、テールライト、トレインマークが点灯
- 専用レールが付属し、すぐに飾れる
デメリット
- 走行させるには別途動力ユニットが必要
- 本格的な走行性能を求める場合はKATO製品がおすすめ
どんな人におすすめ?
まとめ:手軽に国鉄特急の雰囲気を味わおう!
TOMIXの485系「雷鳥」ファーストカーミュージアムは、手軽に鉄道模型の魅力を楽しめるおすすめのアイテムです。往年のファンはもちろん、これから鉄道模型を始めたいという方にも最適です。ぜひ、この機会に国鉄特急の雰囲気を味わってみてください。