HG 1/144 ガンダムエクシア:素組みレビュー!初心者にもおすすめ?
「機動戦士ガンダム00」より、主人公機であるガンダムエクシアのHG(ハイグレード)モデルを実際に組み立ててみました。プロポーション、可動域、そして組み立てやすさなど、気になるポイントを徹底レビューします。
開封とランナーチェック
まず箱を開けて驚くのは、ランナーの多さです。HGとはいえ、細かくパーツ分けされており、色分けもかなり再現されています。ニッパー、デザインナイフ、そしてスミ入れペンがあれば、素組みでも十分見栄えのする仕上がりになりそうです。
組み立て工程:初心者でも安心?
説明書は非常に丁寧で分かりやすく、プラモデル初心者の方でも迷うことなく組み立てられるでしょう。パーツはアンダーゲート処理がされている箇所もあり、ゲート跡が目立ちにくい工夫がされています。
組み立て時間は約2時間でした。接着剤は不要で、パーツ同士をはめ込むだけでOKです。ただし、細かいパーツもあるので、紛失には注意が必要です。
プロポーションと可動域
組み立て後のプロポーションは、アニメのイメージを忠実に再現しており、非常にカッコイイです。各関節の可動域も広く、様々なポージングが可能です。特に肩関節の引き出し機構は優秀で、エクシアらしいアクションポーズも無理なく取らせることができます。
付属品と武装
エクシアの武装は、GNソード、GNロングブレイド、GNショートブレイド、GNビームサーベル、GNシールドが付属します。GNソードは、専用のジョイントパーツで腕に取り付けることができます。各武装は、設定通りに装備させることができ、プレイバリューも高いです。
他のガンプラとの比較
同じHGシリーズのガンダムと比較すると、エクシアは可動域の広さが際立っています。例えば、「HGUC RX-78-2 ガンダム」と比較すると、肩や股関節の可動範囲が広く、よりダイナミックなポージングが可能です。また、プロポーションも現代的なアレンジが加えられており、スタイリッシュな印象を受けます。
他社製品との比較として、例えばコトブキヤの「フレームアームズ・ガール」シリーズと並べると、ガンダムエクシアはそのメカニカルなデザインが際立ちます。フレームアームズ・ガールは美少女プラモデルとしての側面が強いのに対し、ガンダムエクシアは純粋なロボットプラモデルとして、その存在感を放っています。
改造のススメ
素組みでも十分な完成度ですが、さらにディテールアップしたい場合は、スミ入れや部分塗装に挑戦してみるのがおすすめです。また、市販のディテールアップパーツを使用することで、よりオリジナリティ溢れるエクシアに仕上げることも可能です。例えば、ウェーブ(WAVE)の「U・バーニア フラット」などを追加することで、推進力を高めた表現ができます。
メリット・デメリット
メリット
デメリット
- 細かいパーツが多い(紛失注意)
- 合わせ目が目立つ箇所がある
- GNソードの保持がやや不安定
まとめ
HG 1/144 ガンダムエクシアは、プロポーション、可動域、そして組み立てやすさのバランスが取れた、非常におすすめのガンプラです。初心者の方でも安心して組み立てられますし、ベテランモデラーの方でも改造のベースとして楽しめるでしょう。ぜひ、あなただけのガンダムエクシアを作り上げてみてください。